CASE
有限会社 コデラプランニング
POSレジ・販売管理 | 業務効率化 | データ連携・見える化
“感覚”から“見える”経営へ

有限会社コデラプランニングは、熊本県内に2店舗を構える、おもちゃ(カプセルトイを含む)とお菓子の専門店「クジ王」を運営しています。「いつ行ってもワクワクするようなお店にしたい」ーーそんな思いを大切に、常に新しい商品を取り入れながら、地域に根ざした営業を行っています。同社では、取扱製品の種類が非常に多く、在庫や売上の動きが見えにくいという課題を解決すべく、2023年に販売管理システムとPOSレジを導入。アナログ中心だった業務を少しずつ"見える化"することで、社員一人ひとりの働きやすさとサービスの質を高め、次世代につながる店舗づくりを目指しています。 |
導入の背景
数・種類ともに豊富な商品管理の壁に直面記憶だけでは追いきれない、在庫・利益率などの“見えない”課題

当社は、おもちゃや駄菓子の卸・小売を行っており、熊本県内に2店舗を展開しています。商品の種類がとにかく多く、紙やExcelでの在庫管理には限界がありました。特に出入りする商品の動きや在庫状況、利益率の把握ができず、管理面に大きな課題を感じていました。
また、消費税率の改定前までは、商品の価格をすべて暗記し、手作業でレジ打ちを行う体制でしたが、消費税率の変更を機に価格管理が複雑化。レジ作業の遅延やお客様の待ち時間が増加する事態に直面しました。特に週末はレジに行列ができることもあり、業務の効率化が急務となっていました。
そんな時、肥後銀行のご紹介で九州デジタルソリューションズさんと出会い、販売管理システムとPOSレジの導入をご提案いただきました。業務の見える化と効率化が期待できると考え、導入を決めました。
導入の効果
レジ業務の劇的改善とリアルタイム管理現場の“負担減”と“判断力”が大きく進化

POSレジの導入により、レジ対応のスピードが大幅に向上しました。スキャン操作だけで素早く処理できるようになったことで、レジ担当者の負担も軽減。レジ台数も増え、お客様をお待たせすることも減り、店舗全体のサービス品質も向上したと思います。
また、販売管理システムとPOSレジの連携により、在庫や売上状況をリアルタイムで把握できるようになりました。これまでは現状把握にどうしてもタイムラグが生じていましたが、今ではスマートフォンからでもすぐに確認でき、どこにいても数字を見ながら迅速に判断できる環境が整いました。
私自身、もともとシステムに苦手意識があり、「本当に必要なのか?」と疑問を持っていた一人でしたが、今では毎日のようにデータを確認することが習慣になり、店舗運営の中で欠かせないツールとなっています。導入前には見えていなかったことが見えるようになったことで、利益や在庫管理への意識も変わり、経営そのものの質が上がったと実感しています。
今後の展望
「任せられる」パートナーと共に次世代につながる基盤構築を目指し、さらなる飛躍へ

現在、カプセルトイの設置先も増加しており、水俣・人吉・天草エリアなど、より広範囲での展開が進んでいます。こうした事業拡大に伴い、在庫管理や集金業務のさらなる効率化に向けて、今後もシステムの活用を強化していきたいと考えています。最終的には、次の世代が安心して業務を引き継げる環境を整えることを目指しています。
システム導入の過程で、九州デジタルソリューションズさんには多くのサポートをいただきました。こちらの都合に柔軟に対応いただけたことは本当にありがたく、思い立ったときにすぐ相談にのってくれるその対応力には非常に助けられました。担当の方のフットワークの軽さと誠実な人柄のおかげで、どんな些細なことでも気軽に相談できる安心感があり、「この方になら今後も任せられる」と感じています。
信頼できるパートナーとして、事業の成長をともに支えていただけることを期待しています。
※本内容は2025年5月時点のものであり、当社取扱製品の導入事例です