自治体DX推進に向けた玉東町の取組みを支援!~BPR推進人材育成による業務改革・改善~
総務省は2020年12月に「自治体DX推進計画」を策定し、
全国の自治体に対してデジタル技術を活用した業務改革と人材育成を進めています。
玉名郡玉東町でもこの方針に沿ってDX推進に取り組んでおり、
当社はデジタル専門外部人材としてその活動を支援しています。
BPRとは?
BPRとは 「Business Process Re-engineering(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)」
の略で、日本語では 「業務プロセス再構築」 と呼ばれます。
☑ 業務改善とBPRの違い
業務改善:現状のプロセスを維持しつつ、ムダや非効率を省いて生産性を向上。
BPR:現状を前提とせず、組織そのものや業務プロセスを抜本的に再設計。

DXにおけるBPRの位置づけ・期待される効果
デジタル人材育成において、BPR人材育成研修は以下のような位置づけになります。
◎業務の可視化と課題発見の力を養う
業務のどこに問題があるのか、ムダや非効率を見つける力を育てます。
◎改善案を構築する思考力を育成
IT導入に限らず、業務の目的や成果に基づいた改善策を考える力が必要です。
◎職員の意識改革を促す
「慣例」から脱却し「自分たちで業務を改善していく」という主体的な姿勢を養います。
まずは、チュートリアルとして、
こちらで用意したモデル業務をもとに業務可視化のプロセスを体験。
BPR5つのステップ
「①現状分析(業務の可視化)→②課題整理→③課題解決→④実践→⑤評価」
のうち、①現状分析→②課題整理をここで演習します。
<実践> 実際に行っている業務のフローを作る
その後、現行業務のフローを作成し問題点を洗い出します。
今回は、「町民の健康診断受付業務」を対象に、フローの確認、具体的な改革を検討。
業務フローを可視化することで、「この作業は本当に必要なのか」
「転記作業をなくせないか」「チェックが多すぎるので効率化できないか」
といったムダや非効率な部分が明確になります。

DXを進めるうえで重要なのは、「どの業務をデジタル化するか」を見極めることです。
その判断の基盤となるのがBPRの視点であり、この視点を身につけることが、
DXを成功に導く第一歩と言えるでしょう。
これからの取り組み
次回以降の研修では、BPR5つのステップのうち、③課題解決→④実践→⑤評価 を行います。
今回抽出した課題をもとに、次回以降改善案を検討。
実業務に反映し、健康診断受付業務の効率化を目指します。
この取り組みが現場で確実に活かされるよう、
弊社はデジタル専門外部人材として伴走しながら、継続的にサポートいたします。

おわりに ~ 参加者の声 ~
研修にご参加いただいた玉東町役場の皆様に、感想をお聞きしました。
「定例的に健康診断受付業務をおこなっていますが、いざ、業務フローを可視化して客観的に見てみると要らない作業が多くあったことに気づきました。」
「みんなと一緒にやるからこそ一人じゃ気づかなかった課題が浮き彫りになったと思います。BPRの考え方を勉強できてよかったし、この考え方が広がってほしいですね。」
そのほかにも、一度業務フローを作ってしまえば引継ぎに使える。や、
いろんな人に研修を受けてほしい。
など、役場全体にBPRの思考を広めたいと感じていただけたようです。
こうした前向きな意見が集まり、現場に変化が生まれていくのではないでしょうか。
業務改善の兆しが見えはじめています。
※掲載内容は取材時点の情報に基づいています。




